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産科のご案内
当院は２０１３年１１月より分娩の取り扱いを終了しております。
昭和42年に開院した長島医院産婦人科を継承し、平成8年に現在地の新棟に転院開設したハッピーバースクリニックの現在まで、46年間、川越市西部地区の産科医療を担当させていただきました。
この度、現職スタッフの高齢化や夜勤勤務を担える助産・看護師の不足等の事由により、平成25年10月をもって、入院分娩の取り扱いを終了させていただくことになりました。
旧医院より現在まで、妊産婦死亡等の医療訴訟となるような医療過誤は、幸い1例もなく、個々の人生において最も大切な出産と云うイベントに数多く立ち会う機会をいただきました事を大変誇りに思っております。
まことにありがとうございました。
近年、産婦人科を標榜する医療施設は、減少の一途をたどっております。
現時点において、川越市西部地区および鶴ヶ島市には、入院分娩を取り扱う医療施設はありません。
このままでは、当該地区にお住いの妊産婦の方々には、妊婦健診のために遠方まで通院していただくことになりかねません。
当院では、今後も産科外来は継続してまいりますので、帰省分娩施設や当院で紹介させていただく分娩担当医療機関への引継ぎまで、安心して妊婦健診にお越しいただければと存じます。
また、出産後の2～3ヶ月乳児健診、6ヶ月乳児健診も公開講座の乳児教室とともに、ご利用いただければと存じます。
出産時にご紹介させていただく医療機関としては、すでに川越市赤心堂病院産婦人科、東松山市霞沢産婦人科のご協力をいただいております。
その他の医療機関についても、適切な時期にご紹介できるよう対応したいと考えております。
ハッピーバースクリニック 院長
きめ細やかな妊娠中の管理、指導にて女性の産む力、赤ちゃんの生まれてくる力を最大限に生かすためのお手伝いを基に妊婦健診を行っています。
外来では医師による経過のチェックの後、助産師指導で正常に経過できるよう、妊娠中の身体作りのお手伝いをしています。
お産後は、母乳の分泌が促されるよう様々なサポートをさせていただきます。
妊娠初期から妊婦健診を通し、皆様に詳細な知識を習得していただき、３２～３４週にて帰省、転院先の施設でも悔いのない楽な出産をしていただけるようバックアップしていきます。
産科の方針
当クリニックのお産に対するコンセプトは以下の通りです。
外来診察
- 妊娠・出産の正しい知識と理解を深める
- 自分にあった出産方法を選択する手助けをする
- 出産のための心と体づくりを指導する
妊娠中の管理は厳しく行います
妊娠・出産期間は辛く厳しいものですが、皆様が主役となる貴重な体験です。
医師の診察にて異常の早期発見、治療、助産師指導による母性としての要点についての説明を毎回受けていただき、着々と準備を進めていただきます。
精神的にも肉体的にもできる限り楽にお産をしていただけるように、当院ではお子さんは妊婦さんにあった大きさで産んでいただくよう指導しています。赤ちゃんの体重を軽めにコントロールできると、力まず出産することができ、生まれる赤ちゃんにもストレスがかかりにくくなります。
主な指導内容は以下の通りです。
- 妊娠過程で新たな病気を作らない
- 切迫流産・早産を起こさせない
- 予定日前に正常分娩していただく
- 標準体重より8～10kg増加の範囲に調整する
- 出産後の尿漏れの発生や更年期以降の臓器脱の予防
健診にかかる費用の目安
妊娠は病気ではありませんので、健診時にかかる費用は全て自己負担になります。
（内服薬等は保険適用です）
検診の際にお持ちいただくもの
- 保険証
- 母子手帳
（埼玉県内の方は助成券も忘れずにお持ちください）
